神奈川県・箱根、芦ノ湖のほとりに、まるで竜宮城のような佇まいの旅館があると聞き、気になって調べてみました。その名も「龍宮殿」。公式サイトや楽天トラベル、ゆこゆこネットなどの予約サイトをひと通り読み込んでみたのですが、正直かなり驚きました。単に景色がいい温泉旅館というだけでなく、建物そのものが「旅をしてきた」という、ちょっと信じがたい歴史を背負っていたのです😳
今回はその調査で分かったことを、感じたままにまとめてみたいと思います。
建物は静岡の浜名湖からやってきた⛴️
公式サイトの「歴史」ページを読んでいて一番驚いたのがこのエピソードです。龍宮殿の建物は、もともと1938年に静岡県・浜名湖の弁天島に建てられた高級ホテル「浜名湖ホテル」だったのだそうです。京都・宇治の平等院鳳凰堂をモチーフにした、左右に翼を広げたような優美な外観の建築で、当時としては全室洋室・フランス料理提供という、かなり先進的なホテルだったとのこと。
ところが開業からわずか1年半で休業を余儀なくされ、戦後になってこの建物ごと箱根・芦ノ湖畔へ移築されることになったそうです。解体だけで約5か月、資材は貨車で熱海まで運ばれ、そこから険しい山道を越えて芦ノ湖畔へ。再建には宮大工をはじめ全国から職人が集まり、1年以上かけて元の姿を組み直したというのですから、途方もない話です🏗️。1957年、こうして「龍宮殿」として生まれ変わりました。
調べていて印象的だったのは、その後の歩みです。1964年には当時の皇太子殿下・皇太子妃殿下(現在の上皇・上皇后両陛下)がご宿泊、2003年には日英首脳会談の舞台にもなったのだとか。世界的な要人をもてなしてきた迎賓の場が、今も箱根の温泉旅館として続いているというのは、なかなかロマンがあると感じました。
全室から芦ノ湖と富士山が一望できる立地📍
龍宮殿は神奈川県足柄下郡箱根町元箱根に位置し、芦ノ湖のほとりに建っています。公式サイトによれば、東京から車で約2時間、小田原駅西口からは宿泊者専用の無料シャトルバスで約50分とのこと。バス派の方には新宿高速バスターミナルから箱根園行きの小田急箱根高速バスというルートもあるようです。駐車場は無料で34台分、電気自動車用の充電スタンドも4台設置されているそうなので、車移動の方にも配慮された宿という印象を受けました🚗。
調べていて何より特徴的だと感じたのは、全室が湖側に面しており、大きなピクチャーウィンドウ越しに芦ノ湖と富士山を一望できるという点です。楽天トラベルの口コミにも「壁一面が窓でパノラマビュー、芦ノ湖・紅葉・富士山を独り占めしたかのようだった」という趣旨の投稿があり、実際に泊まった方の満足度の高さがうかがえました。
箱根で一番新しい温泉「蛸川温泉」♨️
宿の名前にも入っている「蛸川温泉」について公式サイトで調べてみると、これがまた興味深い由来を持っていました。戦前は「駒ヶ岳の山麓から温泉は出ない」と言われていたそうですが、1987年(昭和62年)に駒ヶ岳ロープウェー北側から温泉が噴出。箱根十七湯の中で最も新しい温泉として誕生したのが、この蛸川温泉なのだそうです。源泉の流れがタコの足のように何本にも分かれて流れていることから「蛸川」と名付けられたという由来も、思わず「なるほど」と唸ってしまいました。泉質は単純温泉で、神経痛や筋肉痛、疲労回復、冷え性などに効能があるとされています。
宿泊棟(別館)の温泉は落ち着いた雰囲気の内風呂中心で、男性風呂・女性風呂それぞれに内風呂とシャワーブースが備わっています。特筆すべきは、龍宮殿の宿泊者は隣接する「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」のお風呂も無料で利用できるという点です。本館の女性露天風呂「胡蝶」は眼下に芦ノ湖、遠くに富士山を望む絶景風呂として知られており、男性風呂にはフィンランドサウナと水風呂も完備。ニフティ温泉の口コミでも「のんびりお風呂とサウナを堪能できた」「お風呂上がりのマッサージも最高だった」といった声が見られ、評価は4.4点(29件)と高水準でした。まさに“湯めぐり感覚”で二つの温泉を楽しめるのが、この宿ならではの贅沢だと感じます♨️。
客室は3タイプ、いずれも湖側のピクチャーウインドウ付き🛏️
客室一覧のページを確認したところ、龍宮殿の客室は大きく3タイプに分かれているようです。
- 湖畔和室:本間12.5畳+広縁7畳、定員5名。広縁の大きな窓から箱根の景色を楽しめるスタンダードな和室タイプです。
- 湖畔特別和室(温泉内風呂付き):本間13畳+次の間8畳、定員5名。全24室のうちわずか3室のみという貴重な部屋で、室内に温泉浴室が備わっており、好きな時間に自分たちだけの湯を楽しめます。
- 湖畔和室ツインベッドルーム:本間12.5畳+広縁7畳、ベッドタイプで定員2名。畳のお部屋にベッドという和洋折衷のスタイルです。
全24室というこぢんまりとした規模だからこそ、一部屋一部屋の景観へのこだわりが感じられます。特に温泉内風呂付きの特別和室は数が少ない分、早めの予約が安心かもしれません。
お食事は季節の懐石料理🍽️
お食事処「鳳凰の間」は宿泊者専用で、落ち着いた畳の空間に椅子席が用意されているとのこと。夕食は「富士懐石」(予約は5日前まで)と「胡蝶懐石」(当日12時まで予約可)の2種類があり、季節替わりで料理長こだわりの懐石を提供しているようです。朝食は「ご当地三福〜湖畔の朝ごはん」という和朝食で、地元食材を使った縁起の良い料理が並ぶそうです。箱根や小田原の地酒を含む30種類以上のお酒も揃っているとのことで、お食事とともに旅の夜を楽しめそうです🍶。
予約サイトの口コミから見えてきたこと💬
楽天トラベルには274件、ゆこゆこネットには旅行サイト各社平均88点という評価が寄せられており、全体として満足度は高い印象を受けました。実際の宿泊者からは、スタッフの対応やお風呂の景観への評価が目立ち、「気配りが申し分ない」といった声や、部屋からの眺望に感動したという投稿が複数見られました。一方で大浴場が固定制になった経緯についての運営側からの返信もあり、宿側が口コミに丁寧に向き合っている様子もうかがえました。
周辺には箱根の名所がずらり🚶
アクセスページを見ると、龍宮殿周辺の立地の良さにも驚かされます。徒歩5分圏内に駒ヶ岳ロープウェー乗り場や水陸両用の「NINJA BUS」乗り場、箱根園があり、車で10〜15分ほどで箱根神社や成川美術館、恩賜箱根公園へ。九頭龍神社・白龍神社へは徒歩約20分とのことで、龍宮殿を拠点に「箱根の神社めぐり」を楽しむプランも公式サイトで紹介されていました⛩️。ポーラ美術館や箱根ガラスの森美術館、彫刻の森美術館なども車で25分程度と、美術館巡りにも便利な立地のようです。
調べてみて分かった龍宮殿の魅力まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139(芦ノ湖畔) |
| 温泉 | 蛸川温泉(単純温泉)/宿泊者は隣接「本館」の絶景露天風呂も無料利用可 |
| 客室 | 全24室、湖畔和室・湖畔特別和室(温泉内風呂付)・湖畔和室ツイン |
| お食事 | 懐石料理(富士懐石/胡蝶懐石)、和朝食 |
| アクセス | 小田原駅西口から無料シャトルバス約50分/駐車場無料34台 |
| 特徴 | 全室から芦ノ湖・富士山を一望、建物は元・浜名湖ホテル(平等院鳳凰堂モチーフ) |
調べれば調べるほど、「絶景の温泉旅館」という一言だけでは語り尽くせない、建築の歴史とロマンを併せ持った宿だと感じました🐉。詳しいプランや料金、空室状況は下記のページでまとめていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
芦ノ湖と富士山を独り占めできる客室と、竜宮城のような歴史建築。日常を忘れてゆったりと過ごしたい方には、きっと記憶に残る一泊になるはずです。
※掲載内容は調査時点のものです。最新情報は上記ページ内の予約ページからご確認ください。
